EX600とuDAC2

上にしれっと出てきましたが、使っていたEX90の老朽化のため、しばらく前になりますがイヤホンをSONYのEX600に更新、さらにNuForceのUSB DACを追加してます。
イヤホンはいろいろ検討、と思いつつ結局同じSONYで買い換え。実売が落ちてるのでコスパは良いと思います。定価で倍、実売で1.5倍くらいの乗り換えではあるので、当然上から下まで良くなってます。EX90の後継って音ではなくてやっぱりあのバランスは唯一無二なんだなあとも思うのですが、EX600は聴いてて楽しい感じ。ミスチルあたりは特に相性UP。
但し書きをつければ、ひとつには当たり前ですが再生側にも気を使ったほうがいいです。かつて音質いいんじゃね?と評したIS12SHですが、EX600直挿しだとしゃわしゃわとノイズがのります。MacBook Proだとホワイトノイズが悲しすぎ、MacBook Airだと表現しづらいんだけどどうにもパンチに欠ける。これはUSB DAC導入に至った経緯でもあります。もうひとつには、どうやら高音の特定の帯域に少し癖があります。再生機器にも依存し、IS12SH直挿しだと前述のノイズと合わさってLiaとか池田綾子とかざくざく刺さりますが、耳の慣らしも終わったいまuDAC2では気になりません。
uDAC2については比較対象を知らないのでコメントのしようがないのですが、当たり前ながらホワイトノイズがほぼ無くなり、全体的に一皮二皮むけて鳴るようになります。久石譲のピアノとか生々しくなりました。少なくともこれまでの手持ちのどの機器よりもイヤホンの能力を出してる感じ。
まあ音は最終的には好みの問題、大阪や東京だとイヤホンを静かに試聴できる店もあるので、自分の一本(複数本でもいいですが)を見つけてはいかがでしょうか。そしてちょっと奮発したならば、音の出口にも少し注意するとちょっと幸せになれるかもしれません。