動画再生支援

最近HD動画が普及しつつありますが、高画質なだけあってデコードも重かったりします。なので、いまどきのGPUにはチップセット内蔵を含め、だいたい、デコードの一部を肩代わりする機能がついています。手元のNVIDIAなチップも第2世代PureVideo HDに対応しているのですが、これ、残念ながらMac OSでは効いてないような。Snow LeopardQuickTimeH.264再生支援は9400M以上で対応とあるのですが、どうも8600は入らないようです。
いまいち飲み込みたくないので、とりあえず実験してみます。使用するのは720pのH.264なmp4ファイル、約2Mbps。再生時のCPU使用率は、Snow Leopard上のQuickTime Player(7じゃないほう)で大体20%*1程度、VLCだと少し増えて25%程度、Windows 7上のQuickTime Playerで20%程度。それに対し、Windows Media Player 12だと一桁。
うーん、どうも再生支援が機能しているのは最後のパターンだけのように見えます。実はQuickTimeの方も再生支援が効いてあれくらいという可能性は捨てきれませんが、まあVLCもあまり変わらないですし。もっと重い動画で試さないとダメですね・・・一応実験の結論は保留ということで。

*1:アクティビティモニタの表示は倍になります。