冬至も近くなってきました。南中してなお太陽は低く、長く伸びる影にほんのり鬱屈した気持ちになります。気まぐれに通り過ぎる雨雲の機嫌をうかがいながら干す洗濯物も、なかなか乾きません。
高校くらいまでは、夏と冬とでは、夏の方が好きでした。最近は逆。しかし、去年まではまんざらでもなかった冬が、今年はいまひとつ好きになれません。
子供の頃は、「子供は風の子」など絶対に嘘だ、と思っていましたが、最近は、間違ってないような、と思うようになりました。年を追うごとに、同じ気温でも厚着になってきている気がします。
結局一年の中では10月から11月が一番好きなのは、昔から変わらないのですが。