京阪3000系の液晶パネル

最近の鉄道車両では徐々に標準装備となりつつある、液晶ディスプレイによる車内案内装置。多くの場合ドア上に斜め下に向けて設置されていて、停車駅などの案内を行っています。階段やエレベーターの位置はもちろんニュースまで流れていたりして、LED時代に比べ情報量の増えたこいつ、当然ながらいろんな場所から眺められることになります。つまり、斜めを含む下側からちゃんと見えなければなりません。なので、視野角の広いパネルが使用されていたりします。
京阪3000系も例外ではなく、VA系ないしIPS系とおぼしき広視野角パネルを使っているようです。降り際に下からのぞいてみましたが、色変位もなく、視認性が保たれています。価格が気になるところですが、まあ車両価格に比べれば微々たるものでしょう*1。で、特筆すべきは、まじまじと見てもぎらつきが見られないこと。もしかしてひょっとして国産パネル?PC向けでは絶滅危惧種ですが、産業用モジュールだといくらかあるようですし。
ちなみに、同じく液晶ディスプレイ搭載の泉北7020系ですが、あちらのパネルは視野角はいいものの、よく見ると激しくぎらついておりました。表面処理などもあるので一概には言えませんが、どうも海外製パネルでしょうか。ま、遠くから見れば関係ないですが・・・
しかし、いつの間にやら年末ですね。え?なに?クリスマス?・・・それ、おいしいの?

*1:塵も積もれば山となるとはこのこと?余談ですが、価格が重要なPC向けは安価なTNパネルが幅をきかせていますね。モバイルなどは視野角が狭い方がいいでしょうが、デスクトップ用で24インチくらい大型になるとちょっと・・・・・・また愚痴ってしまった。