RedmineをUbuntuで稼働させてみた

Redmineを稼働させるマシンとして、大学のUbuntu入りデスクトップを選択。個人用なので自分のところで動かします。
幸いにパッケージがあるのでさくっとインストール。データベースには本家推奨のMySQLを使いました。rmagickなどいくつか推奨パッケージも入れた気がしますが失念。

$ sudo apt-get install redmine redmine-mysql

まあ、これだけでは動きません…ごにょごにょしてるうちにインストーラさんがMySQLは自動ではでけへんから先入れとってんか、と言ってきました。というわけで、先に

$ sudo apt-get install mysql-server

としておかなくてはならないのでした。パスワードは適当にセットしてredmineを入れ直し。さらにapacheはんとRails実行環境を導入。どうせLANの中なのでここらへんを参考に適当に設定。

$ sudo apt-get install apache2 libapache2-mod-passenger
$ sudo ln -s /usr/share/redmine/public /var/www/redmine

/etc/apache2/sites-enabled/000-defaultをお好みのエディタで開いての内側に

   <Location "/redmine">
      RailsBaseURI /redmine
   </Location>

を挿入。apacheはんを再起動して

$ sudo service apache2 restart

http://localhost/redmineをブラウザで開けばOK。デフォルトのユーザー名とパスワードはadminとadminです。
がしかし、なにやら文字化けが…さっきUTFなんたらって書いてあったのがこれか。なるほどどうやらMySQLをUTF8でどうささせないといけないようです。というわけで、引き続き先人の知恵を拝借。

$ mysql -u root -p
# password
> set names utf8;
> quit;

として、お好みのエディタで/etc/mysql/my.cnfの[mysqld]のところに

default-character-set=utf8
skip-character-set-client-handshake

を追加。

$ sudo service mysql restart

MySQLを再起動。データベースを作り直せばいいようなのですが、まだなにもいじってなかったのでRedmineごと旧データベースを一度破棄して再インストールしてしまいました。ふう、これで無事稼働開始。この状態だとLAN内からhttp://redmine-pc/redmineで見えるので、アカウントはきちんと設定しておきましょう。
さておまけとして、こいつにgatewayを通して家からアクセスしてみます。普通にsshでXを飛ばしてきて向こうのFirefoxでアクセスしてもいいのですが、ポートを飛ばしてきてこっちのFirefoxを使う方がはるかに快適です。例えば10080番ポートを使うなら

$ ssh -L 10080:redmine-pc:80 username@gateway

としてhttp://localhost:10080/redmineにアクセスすればOK。手元の環境だとFirefoxを閉じないとsshしてるターミナルでうまくexitできないのですが、まあ仕事モードと休憩モードの切換にブラウザを再起動するのも悪くないかと。Firefox、メモリ食ってきますからね…