端末を使う人が時折罹患する病気について

身の回りで症例が確認できた、いくつかの病気について。

ls病

ターミナルでディレクトリを移動した後、何かの作業をはじめる前or終わって一段落するときに、必要もないのにlsコマンドを叩いてしまうのが主な症状です。手持ち無沙汰の時ないしはイライラしている時に連打を行うこともあります。
コマンド履歴の問題は設定で回避可能であり、通常処理時間も短いため、ディレクトリによほど大量のファイルやサブディレクトリがない限り実害はなく、特に治療の必要はありません。たぶん。
なお環境によってはlsによく似たslコマンドがインストールされている場合がありますが、患者は極めて多数回lsコマンドを使用するためミスタイプはまれで、治療効果はありません。たぶん。

top病

何かの拍子に必要もないのにtopコマンドを叩いてしまうのが主な症状です。重症化すると他のコマンドを打つつもりでtopと入力してしまうことがあります。
叩いたあとプロンプトに戻るのにキー入力を必要とするという点でlsより作業効率に与える影響が大きいですが、別段破壊的操作をするわけでもないので実害があるわけではなく、従って特段の治療は要しません。たぶん。

git st病

git管理している場所にいるときに、何かの拍子にgit st (git statusの代表的な省略形)を叩いてしまうのを主な症状とします。重症化するとまだsvn管理のままにしてある場所で叩いてしまうこともあります。
これも前二者と同様に特に破壊的操作ではないので、実害はなく治療の必要はありません。たぶん。

なんか他にもいろいろありそうですが、まあネタはこのあたりで。