MX130 S1にWindows 7を入れて使う

Boot Campで動かしてきたWindows 7、それなりに快適だったのですが、ちょっと息抜きのゲームにわざわざリブートは面倒で結局利用頻度が落ちていた&仮想だとDirect3Dを叩くアプリがうまく動かなさそう&起動間隔が空くと更新やらなんやらで重くなる、というわけでサブマシンとして調達したMX130 S1に移動です。
まずはデータを確認しえいやっとBoot Campパーティションを削除。64bit版Windows 7はメモリを2GB必要とするので、メモリを増設してからインストール。事前情報通りBroadcomNICのドライバとグラフィックドライバは手動で当ててやらないといけませんが、それ以外は問題ありません。そしてたぶん並のデスクトップより静かです。都市部の一般的住宅街で窓を開けた状態だと、足下に置くと音が聞こえませんでした。起動時の全開ファンもなく、HDDのシーク音のほうが気になるくらい。
で、それだけ確認したらいよいよ人生初のCPU換装。換装先はどこぞやで報告のあった8,980円のPhenom II X4 905e。Athlon II X4 615eのほうがTDPで20W低く実消費電力もそれなりに違うという話はあったのですが、300円程度しか値段差がなかったのでL3を取りました。2コアの245eなら5,000円を切るのですが、やはりそこは男のロマン4コアということで。いまや珍しくもなんともないですが。
作業としてはクーラーと旧CPUを外してグリスを拭き取り、グリスを塗ってクーラーを元通り取り付ける、という終わってみれば大したことのないものなのですが、初めてだったのでそれなりに時間がかかりました。一番わからなかったのはグリスの塗り方。最近は中央に盛って取り付け圧で延ばすセンターう○こ方式もはやっているようですが、量の見当がつかないので従来の塗りつける方法でいくことに。しかし買ってきたグリスAS-04A*1、比較的塗りにくい部類に入るようで、お世辞にも均一に薄くとは言えない塗れ具合でした。
まあ適当にやってみたら最終的には室温24度でアイドルが31度、Updateやインストール中で40度いかないくらい、Prime95で少ししばくと55度をはさんでファンの回転数がゆらゆらしてMax56度くらいで安定したので、冷え冷えという程ではないもののちゃんと冷えている模様。
というわけで念のためWindowsを再インストールし、作業完了。玄人志向のDVI-HDMIアダプタを付けるとHDMIからちゃんと音も出ました。SSD化しないとHDDが足を引っ張りますが、グラフィック以外はメインよりハイスペックになってしまいました…

*1:AS-05が高性能だという話は目にしていたのですが値段が高く、別に定格運用だし、横に置いてあった非導電性というのが安心感があるという理由で選択しました。